ぼうさいこくたい2024 in 熊本でワークショップを主催しました
災害が起きたとき、最も弱い存在となる赤ちゃん。その赤ちゃんを守るお母さんや家族が、赤ちゃんの栄養について適切な支援を受けられることを願って平時から活動している母と子の育児支援ネットワークでは、今年も、ぼうさいこくたいで、「災害時における授乳アセスメント(聞き取り)を体験しよう」というワークショップを開催しました。
ぼうさいこくたい(防災推進国民大会)は、内閣府等が主催し、産官学、NPO・市民団体や国民が日頃から行っている防災活動を、全国的な規模で発表し、交流する日本最大級の防災イベントです。2024年の今年は、10月19日~20日に熊本で開催されました。当ネットワークでは、2020年の初参加から5年連続でのワークショップ開催となりました。
初日の12時半より開催されたワークショップでは、
- なぜ、災害時に乳児栄養の適切な支援が重要なのか
- 母乳とストレスの本当の関係
- 安全な乳児用ミルクの与え方
といった情報提供の後、グループに分かれて、参加者一人ひとりが実際に、内閣府の「授乳アセスメントシート」(災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~)を使ってお母さんを支援するロールプレイをしました。
グループワークの後も、コップ授乳の実演のほか、活発なディスカッションが行われ、充実の1時間半となりました。
男性の参加者からは、
めちゃくちゃ勉強になりましたし、これ全ての男性が知るべきと思いました。
というお声をいただきました。
また、ほかの参加者からも、次のような声をいただいています。
これからもセミナーや講演などの機会をいただけるとありがたいです。
定期的に開催されるとよいと思う。
災害時に多くの母と子と家族が適切な支援を受けられるように、母と子の育児支援ネットワークでは、今後もこのような機会を作っていきたいと考えています。
*今回の資料を、ぼうさいこくたいのページから読むことができます。
(リンク先の資料ダウンロードより)https://bosai-kokutai.jp/2024/w26/
*災害時の赤ちゃんの栄養について、わかりやすく解説したマンガはこちら