讀賣新聞の大手小町(2019年7月19日)で、当会の奥医師の話が紹介
【災害時に便利な液体ミルク 母乳育児の人が注意すべきこと】
讀賣新聞の大手小町に、当会の奥医師の話が紹介されました。
新生児科医の奥起久子さんは、災害時の避難所などで『赤ちゃんがいる人全員に(液体ミルクを)配布するのがよいと考えられがちですが、それは適切ではありません』と指摘。
『乳児用ミルクを飲んでいる赤ちゃんとお母さんに、必要な期間、必要なだけ届けることが大切です』
と話しました。母乳を与えているお母さんが、災害が起きてもそのまま母乳を与え続ければ、限られた乳児用ミルクなどの備蓄が本当に必要な赤ちゃんに届けられることにつながり、より多くの赤ちゃんの健康や命が守られるといいます。
『母乳はライフラインが止まっても衛生的に与えられるし、栄養価が変わらず、多くの免疫成分が含まれているなど、災害時にもってこいの特性があるにもかかわらず、不安や避難所の状況などから支援がないと母乳を継続しにくいと言われています』
と話しました。また、被災などによるストレスで母乳が出なくなると言われていることについて、奥さんは
『避難所生活で母乳が一時的に出にくくなったと感じる人がいるかもしれませんが、安全と感じられる場所で何度も授乳することで母乳は作られます。『ストレスで母乳が出なくなる』というのは誤解』
と話すとともに、女性が安心して授乳できる環境を整えることの必要性を訴えました。
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