乳児用液体ミルクの取り扱いについて
調乳の必要がなく常温で保存可能な乳児用液体ミルクは、特に災害時には、粉ミルクに比べてメリットが多くあります。
困難な状況にある赤ちゃんを思い、災害時に寄贈されることも増えてきました。乳児用液体ミルクは日本では市販されていないため、利用するのは初めてという方が ほとんどでしょう。
NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC)の『緊急用物資としての調整液状乳と使い捨て哺乳びんの取り扱いについての提言』には、「調整液状乳の特徴と注意点」について書かれています。
http://jalc-net.jp/hisai/liquid_milk.html
実際に乳児用液体ミルクが配布されたときには、どのように扱うのがいいか、疑問や不安を持つことがあるかもしれません。また、もしも母乳で育てているお母さんにこのミルクが届いた場合、赤ちゃんに与えた方がいいのかしら、と困惑することもあるでしょう。
私たち「災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会」では、災害時に、母乳やミルクのことで困っている、乳児用液体ミルクの扱い方がわからないなど、いつでもどんな質問でもご相談いただけるように、相談窓口を設けています。
◇乳幼児のいるお母さんからの相談窓口
◇支援者・専門家からの相談窓口 |
災害の中にあっても、母乳をあげているお母さんは、自信をもって母乳育児が継続できるように、ミルクが必要な赤ちゃんには、必要な量が継続して届けられ、かつ安全に使用されるように。「災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会」は、これからも継続して情報を集め、お母さんと支援者の相談窓口としての役割を果たしていきたいと願っています。
「災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会」
NPO法人 日本ラクテーション・コンサルタント協会
http://www.jalc-net.jp/
ラ・レーチェ・リーグ日本
https://llljapan.org/
母乳育児支援ネットワーク
http://www.bonyuikuji.net◇乳幼児のいるお母さんからの相談窓口